浜田省吾がロッキング・オン渋谷陽一にキレた話
音楽系出版社、ロッキング・オン創業者の渋谷陽一さんのWikipediaを見てみてほしい。見出し「交友関係」に面白い記述がある。
若いとき、自身のラジオ番組にゲスト出演した浜田省吾と議論が白熱し浜田が激怒したことがある。
浜田に「結局あんたたちゃあ、人の作ったものにケチつけてメシ食ってるんでしょう! この三流評論家が!」と面と向かって毒づかれ、これに対して渋谷は「はい、そうですよ」としか答えられなかった。
しかしながら、その後渋谷は自身の発刊する音楽誌で何度も浜田の特集を組むなど、今日に至るまで長きに渡り浜田を支援し続けている。
また、渋谷はプライベートでも付き合いがある数少ないミュージシャンのうちの一人として浜田の名前を挙げている。
Wikipedia
昔の渋谷さんのラジオで浜田省吾さんが怒ったエピソードは、『音楽CD検定』テキストにも記載されているという。
音楽評論家も、それにはライターも入ると思うが、人が作ったものに対してケチつけてるだけじゃねえか!と言われると、たしかに仰る通りです、としか言えなくなる。
私はケチというほどマイナスなことは書かないようにしている。とはいえ努力して人前に立っている人たちのエンタメを見て、それを文章にすることで私は収入を得ている。
作品を見たとかアーティストが好きだとかいうこと以上に、実際に楽器をやって浜田さんの曲をカバーしてみた、とか、自分で1から作詞作曲してみたとか、音楽について実体験をしてから書きたいなあと思う。
浜田さんの音楽を語るなら、ギターかサックスを習ってから書いてみたい。彼の音楽にはサックスが多用されているのだ。