柏木由紀卒コン『ジッパー』、焦らしてから加速するちょいエロっぷりが最高

AKB48・柏木由紀さんの卒業コンサートが3月16日(土)に横浜・ぴあアリーナMMで開催された。この日AKB48は28曲+アンコール5曲を歌ったが、今回は8曲目に演奏されたNMB48・TeamNの楽曲『ジッパー』を取り上げたい。

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ちなみに筆者は卒コンチケットが取れず、泣く泣くHuluでコンサート映像を見た。

『ジッパー』はもともとTeamNの渡辺美優紀さん、上西恵さん、吉田朱里さん3人の曲として2014年に作曲された。その後も色々なアイドルたちにカバーされ愛され続けている。

この日の卒コンでの『ジッパー』メンバーは柏木さん、小栗有以さん、山内瑞葵さん。

この曲の良さは、ドレスを着ているアイドル3人が背中のジッパーを下げるちょっとセクシーな演出にある。(以下はサビ部分の歌詞)

「お願い
背中のジッパー
ちょっと上げてちょうだい
甘えた声で言われると
背中のジッパー
君を両手で
抱きしめたくなるんだ」

ファンはアイドルがここでどうジッパーを下げるのかを気になりながら見るものなのだが、楽曲冒頭では柏木さん卒コンでの演出はセクシーさが重視されていなかったように思える。

柏木さんは1サビで歯を見せながら楽しげにジッパーを下げるふりをする。「お、ここではまだ下げないのか。じゃあいつ下げるんだ?」と考えているだろうファンの期待に応えるのを先延ばしにして焦らす。

楽曲が始まったときからあんまりセクシーとはいえない音楽のテンポ感があって、しかも3人とも靴下を履かないタイプのパンプスかミニブーツを履いていた。1人でも設定されたテンポより少し先走って歌ってしまうと曲風が崩れかねない。

え、今回はセクシー路線で行かないの?と思いきや、「壁のミラーに写ってる君と僕のEveryday」と歌う直前で柏木さんが不意にファンに投げキッス、突然スカートのジッパーを上げ始める。いや、そこにもジッパーあったんかい。

小栗さんが柏木さんの背中のジッパーを下げ、柏木さんが小栗さんのを下げると同時に、小栗さんが山内さんのを下げる。

3サビの歌詞「お願い」で3人がファンに背中を向けると、背中上部が生肌のミニスカート姿が見えてしまう。ここまでの露出は予想できなかった。

柏木さんがジッパーを下げて脱ぐと、下に着ていたのは渡辺さんの『わるきー』を思い出させる薄紫色の小悪魔系水玉ドレス。

1曲の中に思わせぶりなところとしっかり見せるところがあって、さすが彼女はファンを裏切らない。投げキッスも最高だった。

「ゆきりんありがとー!」と思わず叫びたくなる小悪魔的な演出で筆者は満足だ。

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