大原優乃のグラビアを見ながら、エロ本がエロ本と呼ばれなくなったことを考える

人がエロに目覚める時期は人それぞれだ。

義務教育における保健体育の授業で男女の体の違いを知り、コンビニの書籍コーナー奥にエロ本が売られている事に気が付く。

コンビニに必ず置かれている『週刊プレイボーイ』(集英社)がエロ本と呼ばれなくなったのはいつからだろうか。

もちろん人には三大欲求の1つとして性欲が備わっているわけだから、女性の胸やお尻を見たい欲が誰にでも潜在的にはあるはずだ。そういう意味ではエロ本といえる。

グラビア雑誌の需要は男性に限らず、女性の中にも「綺麗な体が欲しい」という欲望からグラビア雑誌を参考にと見る人もいるかもしれない。

体感的にはエロ本がグラビア雑誌と呼ばれることの方が増えた気がする。

大原優乃さんが表紙を飾る『週刊プレイボーイ』2023年12月18日号1冊を取ってみよう。

グラビアアイドルが性的な対象として見られることもあるだろうが、純粋に写真として見てみると面白いのだ。

本誌の巻頭では大原さんが黒のワンショルダー水着を着用している。これは彼女のサード写真集『あのね、ほんね』(集英社)アザーカットの1枚だ。

海辺で彼女の膝より下の位置から見上げる形でカメラが向けられていて、大原さんは左手で髪をかき上げておりクールな印象を読者に与える。

実は少し違う黒のワンショルダー水着を、元AKB48・小嶋陽菜さんが身にまとっていた。2022年1月2日のInstagramで、沖縄を訪問した際の写真を投稿している。

こちらは画面越しでも分かるマシュマロボディで肌がもっちもちなのが伝わってくる。同じような水着を着ていても被写体によって見せ方や見られ方が変わってくることをグラビア(雑誌)は教えてくれる。

グラビアについて話すと恥ずかしがる人や眉をひそめる人もいるが、それでも環境を選びさえすれば、女性がグラビアについて語っても良いと思う。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA