電気・ガス・水道代の月平均は1万円超えの人が全体の約半数、電気代の節約には何が必要?

物価高騰などで日常が圧迫され、普通の生活を送るにもそれなりの出費が必要な昨今。
勤め先の手取りが増えないところもある中、個人の賢い節約が今後の貯蓄に影響が出るのではないでしょうか。

この記事では、雑誌『日経WOMAN』2023年9月号で組まれている、「今すぐできる!節約ガイド」(取材・文/羽田光さん)という特集をもとに日常で実践できる節約法を紹介します。

本誌のアンケートでは、『日経WOMAN』読者459名のうち、電気・ガス・水道代の月平均を1万円以内に抑えられているのは全体の22.7%で約104名との結果が出ています。それ以外の人たちは1万円を超えているか、自分で支払っていないかのどちらかです。

住居費や通信費、水道・光熱費、保険料などの固定費について、消費経済ジャーナリスト・松崎のり子さんは「金額が大きなものが多く、一度見直せば効果が長続きします」と話しています。

夏の家電で電気代見直しによる効果が見込めるのは、第1位がエアコン、第2位が冷蔵庫、第3位が照明です。

エアコンの設定温度を27度から28度に上げるだけで年間約940円の節約に繋がりますし、1日1時間エアコンを付けるのをやめれば年間約580円節約できます。冬でも同様のことが言えるはずです。
さらには、月1~2回フィルターを掃除すると年間約990円の電気代カットになります。

今年の夏は暑かったので、私は冷却敷きパッドを敷いたベッドで、保冷剤を首に巻いて寝ていましたね。

また、冷蔵庫は壁との十分な隙間を作るだけで冷却効率が上がるので、これで年間約1,400円の節約になります。冷蔵庫の中身を半分にし、手前と中央を空けることでも年間約1,360円の電気代カットが実現します。

照明については、白熱電球からLED電球に替えると年間約2,790円の節約になります(54Wの白熱電球から9WのLEDに替えた場合)。

上記で紹介したことを実践するだけで、年間8,060円も節約できますね。1つ1つの行いは数百円の節約にすぎませんが、複数の工夫をすれば大きな電気代カットに繋がるので、ぜひ試してみてください。

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