「真面目なあなたが文春砲を浴びた」という違和感のない、アイドルが自由に恋愛できる時代
メディアでライターとして活動していると、『週刊文春』について何かと語る人が多いと感じる。
ベッキーさん&ゲス極・川谷絵音さんの不倫報道があったのは2016年のことだが、8年経った今でもそのときの炎上の有り様が記憶に新しい。
アイドルにも文春砲を浴びその後の芸能活動に支障をきたした人は多い。乃木坂46・与田祐希さん、AKB48・柏木由紀さん、ZOC・巫まろさん、元AKB48・篠田麻里子さん、元AKB48・岡田奈々さん、Juice=Juice・高木紗友希さん...。
しかし最近は元ジャニーズ(現SMILE-UP)の熱愛報道に対して事務所や世間は寛容になってきている。
King & Prince・高橋海斗さんは有村架純さんとの、Hey! Say! JUMP・伊野尾慧さんはグラビアアイドルでタレントの雪平莉左さんとの熱愛が公になった。
一方で女性アイドルはまだまだ現役時代の恋愛が許容されていないように思う。
アイドルを推す筆者として、ラブソングをたくさん歌う表現者には自由な恋愛をしてほしい。もっといえば『週刊文春』や『FLASH』のカメラの目に怯えずに済む居心地の良いプライベート空間を持っていてほしい。
岡田奈々さんは熱愛報道前から「真面目すぎる」とよく言われていて、たしかに歌も上手すぎた。こんなに真面目な人が風紀委員長を名乗り出ていたのに暗黙のルールを破ってしまったのか、とがっかりした人も少なくない。
「アイドルでも恋愛していいんじゃないの」という空気感が世の中に広まれば嬉しいが、恋はしませんと断言していたような人が現役中に彼氏を作っていたらそれはそれで違和感を感じてしまう。
そういう違和感すら感じずに済む、現役女性アイドルの自由な恋愛が許容される世界になってほしい。
DJグループ・Repezen FoxxのDJ社長がこんなことを呟いていたけれど、本当にその通りだ。